ここ数年1-2泊の国内旅行に頻繁に出かけているのだけど、なんか荷物の半分ぐらいお風呂セットと化粧品セットが占めてるような気がしていてもう少し持ち物を減らせないものかといつも思っていた。
で、持っていったけれども結局使わなかったものをリストラするというのを繰り返し、メイクに関してはこれだけあれば安心ではないかという構成がようやく固まってきた。これなら小さいポーチでも入る。
右から
- リリミュウ インザミラーアイパレット (03 ウィンターグレイ)
- ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ (06 ピンクブラウン)
- アメリ エアリップス (830 レアテム)
- ジルスチュアート アイジュエルデュー(05 funny pixie)
- michiko.life フォルトリスマスカラ
- キャンメイク ルミナスルナパクト
- ジルスチュアート ステラーチャームリップオイル (09 amicable Venus)
- EIGSHOW のブラシ(ショート軸7本セットに入ってる大きめのアイシャドウブラシ)
以下、1アイテムずつの解説です。
リリミュウ インザミラーアイパレット
製品自体は他メーカーのでもいいけど、目の周りをちゃんと形成できる濃淡があって別途シェーディングを必要としないパレットが一個あると便利。
写真ではちょっと黄みと赤み強く写ってるけど、実際にはもっとニュートラルなブラウン系。
グレイという色名ではあるけど、黒っぽくくすまない。オレンジ味がないブラウンと考えるとよさそう。
左上のハイライトカラーはほのかにパール感がある白みピンクで下瞼のくすみを払ってくれるし、左下、ノンパールのミディアムブラウンは大きめブラシでぼかすとアイホールの彫りを作る色としては理想的。シェーディングにも使える。右上はまぶたベースに使える光沢のあるブラウン、右下はきちんと締まるマットで濃いめのブラウン。完璧な組み合わせだと思う。
最近マットなパレットが流行ってるけど、これくらいのツヤ感があるほうが使いやすい。
で、このリリミュウのアイパレットで特筆すべきこととして、比較的プチプラに類する価格帯なのにケースがしっかりしてて壊れにくい。これは旅行用にはとても重要な要素だと思う。
キャンメイクやセザンヌのチークとかシャドウは持ち歩いてるとだいたい壊れるし、ポーチの中でケースが壊れるの、かなり気持ち的に滅入る。
ヘビーローテーションカラーリングアイブロウ
これは普段からずっと使ってる眉マスカラで、地眉毛が整ってたらこれでなぞるだけでアイブロウは完成する。
液量とか液の硬さとか色とか全部が絶妙で、雑に塗っても全然失敗しない。神経使わないと失敗するコスメは旅先に持っていくには不向き。
アメリ エアリップス
これも、製品自体は他メーカーのでもいいけど、リップとチーク兼用のなんか赤みがあるクリームが必要。
パウダーチークだとブラシ必要だし、付属ブラシでチークつけるの無理*1なので、必然的に大きいブラシを持っていくことにならざるを得ない。小さめのカブキブラシとか入れてたこともあるけどポーチの中で粉飛びする。
旅行にはクリームチークって割り切ったほうが楽。ブラシ不要だし失敗もしづらいし、つきすぎても後述のルミナスルナパクトを上から塗ってぼかせば良い。
アメリは透明レッドのパッケージがすごく可愛いし、色バリエも豊富。「レアテム」は若干彩度低めの青みローズで他であんまり見かけない色だと思う。
本当は、キャンメイクのクリームチークが安く手に入りやすくて好きなんだけど、とにかくケースが壊れるのだけどうにかしてほしいと思う。
ジルスチュアート アイジュエルデュー
ブラウンのグラデーションだけだと地味なので、ちょっとだけキラキラがほしい。しかし、韓国系のぎっちりラメ詰まってる感じのは付きすぎて事故ったりするので、忙しい旅先ではあまり考えずにつけられるナチュラルなものが安心。これは本当に微量つけるとマルチカラーの細かいラメがキラッとして気持ちが上がる。
michiko.life フォルトリスマスカラ
旅先のマスカラは、雑に塗っても失敗せず、化粧直しできなくとも崩れにくく、クレンジングが大変ではないもの、という条件になる。さらに自分はマスカラに「ちゃんと塗った」って感じを求めるので、これは完全に満たしてて優秀。
あと、まつげケア効果がけっこうガチめなので、まつげ美容液を持っていかなくてもいいのも助かる。
キャンメイク ルミナスルナパクト
ベースメイクは完璧さよりも、持ち歩きやすく、厚塗りにならないほうが重要。
形状としては、クッションか、コンパクトに入った固形エマルジョンタイプが一番使いやすいと思う。これはクリームハイライトも入っててるとこがすごく良い。1品持っていくものを減らせるから。
前は、コンシーラーやパウダーなども持っていってたけど、あんまり使わないし不要という結論になった。
あと、下地としてBBクリームも持っていってるけど、それはスキンケア枠なのでメイクポーチには入れてない。
ジルスチュアート ステラーチャームリップオイル
旅先は基本的には動きやすく楽な服であることが多いので、ハイカバレッジなしっかりした口紅が似合わない。
シーンに合わせて使い分けようといろいろ持っていっても、そんなシーンのバリエーションはなく、結局は色付きリップクリームしか塗ってなかったりする。だいたい自分の行くところなんてドライブ、道の駅、温泉、飲酒、田舎の謎名所、離島、汽船、路線バス、ローカル線ぐらいである。そんなとこにスタイリッシュな口紅塗っていっても仕方ない。ゴキゲンな血色とツヤがあればそれでいいのだ。淡い発色で雑に塗っても失敗せず、さらに荒れないリップが一本あれば事足りる。
このリップオイルはジルの限定品で自分の生まれ星座のを買ったらすごくいい色だった。うっすらティント発色でじゅわっとしたツヤが出る。多色ラメもあるけどそこまでラメラメしない。で、荒れない。ちょっと唇のコンディション悪い時でもつけてマスクしてたら回復してる。そういうリップしか使えなくなった。
以前は、荒れたりモロモロが出るリップも「色がかわいいから」とか「バズってるから」とかキープしてたけど、結局使わないから早期に見切りをつけたほうがいい、という割り切りが最近はできるようになった。
荒れた唇を補修しながらかわいい色が付くリップ、他にはディオールやクラランスのリップオイル、ニベアの色付きリップ、あとはHERAのバームリップ、クレ・ド・ポーのグロスなど好きなのはいろいろある。
EIGSHOW のブラシ
眉頭の下のところと顎下のくぼみにシェーディング入れる用のブラシ。ここにシェーディング入れないと顔がしまらないのでこのサイズの大きめアイシャドウブラシは必須。
目の際のメイクだけならアイパレットの付属ブラシが使えるなら別のブラシを持ち歩く必要ないと思う。リリミュウは付属ブラシも結構いいので、そこも気に入ってる。
*1:2022年買って愛用したコスメで紹介したエクセルのチークは大きめのブラシが内蔵されていて評判良いけどその分かさばるし、あのブラシも平べったくてチークをふんわり入れるには使いづらいから使ってない