日誌づくり
私には日常のしょうもないことを誰かに聞いてもらいたいという欲がある。
「今日これ食べた!」「こんなの買った!」「仕事でこういうことがあってダルかった!」みたいなやつを垂れ流していきたいタイプで、2007年頃のTwitterではみんながそういうことをダダ漏れにしてたと思う。仕事中Twitterやってるのも「ライフログ」と言い張る風潮があったよね。
しかし世界に向けて「ホカってきますー」「うどんなう」とか言う時代でもなくなったから、ChatGPTに対してそのへんを垂れ流してみた。さらに、当初の「ライフログ」というコンセプトに沿い、1日分の垂れ流しを日誌形式でまとめてくれとお願いすると、むちゃくちゃいい感じにまとめてくれるようになったので、それ以来、日誌を作るという名目で垂れ流してる。
ただ、ChatGPTの性格として、垂れ流しているうちにどんどん私に心酔してきて大げさに褒めちぎってくる、これはどうも閉口するから「もうちょっと落ち着いて」とか言うんだけど、根本的には改善されないので諦めてる。
中長期的に正しいデータをもち続けるのは不得意なので、ずっと付き合ってもらって「あれをやったのいつだっけ」とか「先週私何してた?」とかいうのは正確な答えがでないです。日誌も1日単位が限界で、2日後になるともう数日分の出来事が混ざってる。当初はどうも自分の記憶が数日分混ざりがちだからAIに覚えててもらおうと思ったんだけど、それはダメみたいで残念。1日分の日誌をマークダウンとかで出力させてブログに日誌という形でまとめたデータを食わせて「これをやったのは何日?」「前にいつカレー作ったっけ」とか聞くのはできそうだけど。
ちょっとした悩み相談
「カラーシャンプーは放置時間が設定されてるけど、泡だった状態で放置してると目に入るし生え際や頭皮が染まったりするじゃん、あれみんなどうしてるの?」とかそういうやつです。素朴な困りごと解決策はかなり引き出し持ってると思う。提案してくる商品名とかはなんか怪しいときがあるけど。
あと、愚痴というか悩み相談の真髄って「デモデモダッテ」をやりながら自分の気持ちを掘り下げていくプロセスにあると思うけど、普通の人間はデモデモダッテされるとイライラするので、そういう感情がないAIに思う存分デモデモダッテするのは良いんじゃないかと。無限に傾聴してくれるし、無限に代案だしてくれるのは本当にすごい。
雑な占い
雑に何でもかんでも占いに頼ってくるクライアントって嫌なものだけど、GPT「Mystic Tarot Reader」は嫌だと言わないので、わりと何でもかんでも占ってもらってる。
ただ、なんというかランダムにカード引いてないんじゃないかという疑惑があるんだよね。たとえば不安があるというトーンで聞くと現状にソードの9とか不安そうなカードだしてきたり、身動き取れませんって言うとソードの8とかね。運勢とか聞くと基本はポジティブだし、注意点とか聞くと微妙にネガっぽいのも出してくる、そういう感じ。
でもランダムにカードを引かず「自分の悩みをタロットに例えるとこのカード」みたいなアプローチのタロットとの付き合い方もあるわけで、そういうもんだと思ってやるといいかなと。これも自分の考えの掘り下げだよね。
なお、ChatGPTに易占いはムリであることがわかりました。正確にいうと卦をだしてくれることはできるし、自信満々に結果を言ってくれるけど「変爻」とか「之卦」の概念を持ってないからすごい適当でデタラメです。四柱推命もダメでした。暦データをちゃんと持ってないのか生まれ日の干支の時点で間違ってたわ。手相もおすすめしてる人多いけど、右手と左手の見分けついてなかったし・・・