咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

2023年のベストコスメとか

選んだ人(自分)について

  • コスメオタクの一般人 メーカーからの提供なし
  • 53歳 小太り
  • 乾燥肌。肌質には恵まれている。保湿さえできていればシミシワ毛穴などは目立たずテカらない。肌色は明るい。
  • 多い硬いくせ毛
  • 自宅勤務が基本、あまり外出しない
  • ブルベ夏で骨格ストレート 顔タイプはソフエレ
  • 服装はシンプルでフェミニンな感じが好き
  • 攻めのケアは美容医療、スキンケア化粧品に求めているのは保湿と抗酸化、肌の底上げ

エントリー基準は、 今年買った新作でかなり使ったもの、かつ使うときにワクワクするものです。
部門はわけません。そんなに毎年名作はでないし、何年も愛用してるやつがあるのに新顔をベストにするのは変だし。

kiss リップアロー そよそよゴースト

www.cosme.com

NARS アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 888ドルチェヴィータ

www.narscosmetics.jp


脱マスクだからか細くてスルスル塗れるリップが今年の新作として複数出てて、ハーフマット、ハーフグロッシーみたいな質感が戻ってきて嬉しい。
自分も、なんか似合うリップの系統変わってきた気がする。前ほど白っぽいのが似合わなくなり、澄んだ明度の高い色もいまいちとなり、多少の血色とくすみ感が欲しいと思うようになった。顔が変わったのか気分が変わったのか。
それでも、カラーラインナップの中で一番淡い色を選ぶのは相変わらずで、今年は上記2色が気に入った。オレンジ転びしないピンクベージュはやっぱり使いやすいし自分に一番似合うと思う。

しかし、最近のドメブラって淡い色出さなくなったので寂しい。特に資生堂。かつては必ず良いモーヴ系ベージュを出してくれるメーカーだったのに最近は全体的に色展開が濃いんよね。

クレドポーボーテ オンブルクルールクアドリ 09

www.cosme.net

すでに紹介した通り。本当に便利だしブランドとしての良心を感じる。
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SUQQU シグニチャー カラー アイズ(2023 ウィンター カラーコレクション)129 甘艶

onlineshop.suqqu.com
 
キラキラでくすまなくて締め色とハイライトがしっかり入ってるブラウングラデパレット。限定だったけど海外通販だと買えるみたい。左下のグリッターはかなりぎっしり詰まった細かめのマルチカラーで、むちゃくちゃ煌めきます。でも安っぽくない。粉質がよくて時間が経ってもくすまずよれず、ずーっとキラキラしてます。

しかし、限定品ってある程度しっかり使ってからレビュー書くとその時点では完売してるわけで、いまさら書いても誰の参考にもならず参考にして買う人がいても転売ヤーに利益を与えるだけと考えると、レビューのモチベーションが湧きづらくないですか?
結果的に「買えた」って報告記事と、発売前に広報からもらって試してるインフルエンサーとか美容家の提灯記事しかなくなるから健全じゃないと思う。構造的にアンフェアになってるので引っかかる気持ちがある。

ルナソルの15番とかもそうだけど、こういう普段使いできるパレットは定番で出してほしい。

ヴィセ ニュアンス デューイ クリエイター BE-2 グレイスベージュ

わかりやすい締め色がないパレットは敬遠してたんですが、これで目の周り囲むとなんか洒落た感じになるのが良かった。トレンド枠、使い倒し枠としてかなり楽しめた一品。

メディプラスゲル

今年リニューアルしてからすごく良くなったと思う。
前に試したときはわりとありがちなゲルという感じで良くも悪くもなく毒も薬にもならない感じ、保湿だけならあまり塗る意味がわからないなあって感じだった。リニューアル品、使用感的には前と同じく劇的な主張はないんだけど、ちょっと塗るだけでなんか乾かない。シンプルに「乾かない」ってとこがすごい。
重さや皮膜感もなくて、1本で済ませてもいいしブースター的に使ってもいいし美容液的に使ってもいいから日頃のスキンケアに取り入れやすい。たとえば、お風呂上がり「しっかりスキンケアする前のとりあえずひと塗り」としても使えるし、朝のメイク前の保湿美容液としても使える。
ちなみに、新しく開発した「グリセナジーRB」って保湿成分、当初はむっちゃくちゃ使用感が悪かったらしいので、ここまで普通の使用感にするのにすごい大変な開発プロセスがあったらしい。

ナリス化粧品 ミルティー モイスチュアミルクスプレー

大高博幸先生がおすすめしてた( https://shop.fairythm.co.jp/blog/2023/10/12/120000 )ので買ってみたら本当に良かった。
高保湿乳液をナノサイズにしてスプレーにしたという画期的アイテムかつ1000円しないプチプラ。フィルム剥がすとまったくデザインに主張なくてプチプラ見えしない。1本あるとすごく便利。オフィスの乾燥対策にもなると思うし、日中の髪のパサつきにも良かった。シートマスクの乳液返しテクもこれだと簡単。(シートマスクした上からスプレー→ひっくり返す)

自分は昔からデータ的には乾燥肌なんだけど、保湿にシビアだからあんまり乾燥肌という自認がなく「朝塗って夜まで乾かない」「寝る前塗って朝に潤いが残っている」を満たしていることを化粧品の当たり前品質と考えている。一方、世間の乾燥肌の人の話を聞くと何を塗ってもむちゃくちゃ乾燥するっぽいので、自分の保湿情報がどの程度的確なのかあんまり自信がない。

アネッサ デイセラム

www.shiseido.co.jp

シャカシャカして使うタイプの日焼け止めは、夜に化粧を落とすと肌がしぼんだ感じになることが多くてこれまで敬遠してた。これも買う予定はなかったんだけど My Little Box に入っていたので使用。思いのほか進化してることが実感できた。
スキンケア効果があるといってもベタつくわけではなく、化粧下地としてすごく仕上がりが綺麗だし化粧もちもいい。落とした後もちゃんと潤いが残ってるのが実感できたので、夏場はずっとこれ塗ってた。自分の場合冬場はデーレボ(SPF35のほう。SPF50のほうはキシキシ感がある)、夏場はアネッサでよさそう。

ベースメイク、結局マキアージュのドラマティックヌードジェリーかSUQQUのザ リクイドファンデーションかの2択だった。いずれも昨年からずっと使っているもの。
普段はマキアージュで必要十分だし、よそ行きだとSUQQUに手が伸びる。ノーテクニックで自然にカバーできるから本当に便利。

今年の新作ではMACとルナソルのを買った。
MAC、かなり昔に細かいパールが入ってるファンデーションを使ってて好きだったのを思い出して、似たタイプかなと思ったのけど、肌色がぱっとしない感じで3回ぐらい使ってメルカリで売っちゃったし、ルナソルのカラーオイルセラムはまだ評価できるほど使い込んでない。近年ファンデーションのレベルってむちゃくちゃ上がってると思う。だから感動がないものには手が伸びにくくなってる。
そんな戦国時代を生き残ってるマキアージュのドラマティックヌードジェリー、仕上がりがすごくきれいというわけではないけれど、雑に塗れてすっぴんのアラはナチュラルに補正してくれて、日中乾かず汚く崩れず、さらに石鹸落ちなので落とした後も肌が疲れず軽やかなところがいいんだと思う。コンパクトなチューブ入りなので旅行のときもそのまま持っていける。

こうやって振り返るとやっぱりコスメは楽しいので、またちゃんとメイクしようと思う。今年は在宅仕事が多かったからサボりまくってたし。