昨年、リユースで状態の良いロエベのAmazona28と出会った。
Amazona28は、iPad mini と長財布が入る必要十分サイズの四角いミニボストンで、斜めがけ用のストラップも装着できる。
傷とかスレとかは一切見当たらないのにバッグ内部のファスナーだけが壊れてて、おそらく長期使わない間に錆びついてしまったのだろうと思われる。こんな使いやすいバッグを長期使わないというのももったいない話だけど、まあ、新品で買ったお高いバッグ、案外もったいなくて使えないというのもなんとなくわかる。
リユースのバッグは気兼ねなく使えるところも良い。今回、修復不能なファスナー破損のためか思いの外お手頃に手に入れることができたこともあり、ありがたく普段遣いにガンガン持ちまくってる。私はバッグの内ポケットはほぼ使わない(ファスナー付きの内ポケットにしまったものは高確率で忘れてしまう)から使い勝手にはほとんど影響しない。運命の出会いだと思っている。
これ、実は、和装用のミニボストンを探していて見つけた。
この手のミニボストンのサイズ感とか持った時のバランスって、よくある「利休袋」と近くて和装の時にも使いやすい。個人的には和装の時に「和!」って布とかのバッグを持つのはあまり好きではなく、わりと無骨で実用的な「鞄」を持つほうが好み。昔、小田急で見かけた大島紬にダミエのスピーディ25を持った御婦人がすごくかっこよかったのを覚えて、それがベースにあるんだと思う。
ロエベのレザーの質感ってハードな感じもありクラシカルでもありで、持つたびに嬉しい気持ちになる。
あと、キャリーバッグを持っていかない1泊ぐらいの小旅行や荷物多めの外出時に雑に持てる大きめのトートを探していた。
手頃なものを中心にいろいろ持っているのに、どれもなんか全然しっくりこない。結局、制服的にみんな持ってるからちょっと敬遠してたロンシャンのル・プリアージュLサイズ(ハンドルもエンブレムも全部黒のやつ)を買ったら使いやすかった。軽いし折りたたんでキャリーバッグにも入れとけるし。使いやすいからみんな持ってるんだなと納得した。