咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

誕生日なので淡路島に家族で行ってきた

もう9月のことなので思い出としても曖昧なのだけれど、カメラのSDカード整理してたら画像がでてきたので。

きっかけとしては母が傘寿を迎えるということで6月に食事会したときに、私と娘で「温泉でも行きたいねえ」という話が出て、気楽に「じゃあ有馬グランドホテルでもご招待するわよ」とか話してたのだった。
しかし、フタを開けてみると明らかに3人で行くには予算オーバーである。有馬グランドってわりと気楽に日帰り温泉に行ったりしてたから、そこまで宿泊が高いという印象なかったけど、ちょっと無理だった。

で、あらためて、近場で良さそうなところと考えて淡路島の岩屋温泉にした。日程はちょうど私の誕生日になった。実家は明石なので対岸。車なら一瞬だけども、今回はのんびりするのであえての汽船移動である。

当日は例によって快晴かつベタ凪の瀬戸内海(入口)。
しばらく見ない間に海沿いにマンションが増えた。昔はこのへんに遊郭街があって、みたいな話を母から聞く。

宿泊したのはここ。
www.tankaiso.co.jp

わりとオーソドックスな旅館だけど、水まわりなどは改装されててきれい。温泉入って上げ膳据え膳でのんびりってコースには最高だと思う。お料理も派手さはないけど何食べても美味しいやつだった。
淡路島って、食材のポテンシャル高いから「こういうのでいいんだよ」って気持ちになる。

部屋の窓は大きく、窓際の「例のスペース」から見える景色は全面が明石海峡。夜になるとライトアップされた橋が間近に見える。
お風呂の景色もすごくよかった。海峡を行き交う船見てるだけで楽しい。温泉の泉質は、海沿いだから塩系かと思ってたら単純ラドン泉で意外だった。

部屋から見える朝焼けがすごかったので朝風呂にも入った。

翌日は、隣にある道の駅で玉ねぎ買ったり天ぷら食べたりした。旅館の朝食食べると帰りの道の駅グルメが入らないというのはよくある体験。
帰りは船着き場の「くるみや」さんでホールケーキ買って、母行きつけの喫茶店に持ち込んで、お店の人やお客さんと一緒に食べた。まあ、親孝行らしきことができてよかったです。

kurumiya.jp

くるみやさんのお菓子は、昔から普通に食べてたんだけど、今思うと「むちゃくちゃレベルの高い普通」だったなと。
定番品ではグリンティロールがおすすめ。ロールケーキの中にミルフィーユが仕込んであるケーキ、他で食べたことない。
このケーキ、私が子どものころからあるんだけど、当時はあんまり抹茶の入った洋菓子なんてなかったし、ミルフィーユとかパイ生地系のケーキもポピュラーではなかったのに時代を先取りしてたなあって思う。

なんか島に行った話ばかりしてますが、次回は佐渡に行った話をします。