咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

背中に手を回す柔軟性が女性の寿命を伸ばしているのではないか

先週、着方教室にて袋帯の二重太鼓を作る練習をしてて大苦戦した挙げ句、肩が限界になるということがあった。ちょっと前から五十肩の兆候がでてて、油断すると肩が上がりにくくなる。

ここでふと気づいたのだけど、男の服って背中でどうにかするものがなくない? すべての服は前開きだし、ネクタイも前で結ぶし。帯も自装だと前で結んで後ろに回す感じっぽい。
女の装いは結構背中側の工程が多い。ブラジャーのホックを止め、背中のファスナーを上げる。ネックレスの留め具を止める。場合によってはコルセットの紐を締めたりもある。

何にしても、後ろのものは後ろ手でやったほうが美しいと思う。
大変だけど、後ろに手を回すことで背筋が伸びてその状態で着姿が決まるし。
そして、それが良い感じの肩周りのストレッチになり上半身の血行を促してくれているとも思う。タイトルのような仮説もあながち間違いではないかもしれない。
できれば死ぬまでちゃんと後ろ手が使えるようにシャキっとやっていきたい。とりあえず肩には湿布を貼った。