ブコメにも書いたけど、最近は一人世帯も多くなってるわけだし、もし家族がいたとしても、普通は米を炊いた人は炊きあがった米を食べるよね。ならば、おいしく米を炊く最初のコマの人が、最後のコマでそれをホクホクと食べる流れのほうが自然で実態にも合ってるのだけど、案外そうならない。
「女が作る人、男が食べる人」という伝統的な性別役割以前に「作る人≠食べる人」という謎の固定観念があって、そこは当たり前過ぎて誰も指摘しない。
なんというか「料理は誰かのために作るもの」「誰かに作ってもらうもの」という固定観念があるから、その裏返しで「自炊して自分で食べるのは寂しい、わびしい」ということになってる気がする。独身者の平均寿命が低いの、そういうとこにも起因するんじゃないの?(大きく出た!)
「作る人=食べる人」というのが普通になるほうが、なんか身軽でいい気がするけどな。誰かに作ってもらうのは当たり前ではなくて非常にありがたいこと、でも、自分の食べたいものは自分で作るのが基本だよね、ぐらいでいいんじゃないかしらね。
そして、今日もわたしは自分の食べたいものを楽しく作り、うまうまムシャムシャと食べている。そういうこともすごくありがたく感じる。