咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

コスメ買わない100日チャレンジ2ヶ月目

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この後どうなったか書いてなかった。

正直、おでかけもままならず、他の楽しみごとがおおよそ制限されている今日このごろ、現実的に手にすることができるお楽しみがコスメだけになっちゃってるので、完全に買わないというわけにはいかない。

ただ、どうせならば、存分に楽しみたいということで、プチプラの衝動買いではなく、計画を立ててデパートでタッチアップして買うということにした。
今年のはじめごろは今ほどの緊急事態ではなく、まだデパートは営業していた。せっかく営業再開したのだから売り場を応援しようという気持ちもあった。

で、1月末のデパートのポイントアップで、アンプリチュードの売り場にいって、カラーマスカラのブルーブラックと、単色チークのソフトピンクを買った。
www.amplitude-beauty.com
www.amplitude-beauty.com

ブルーブラック、非常に微妙な青みニュアンスのある黒で、仕上がりも美しく塗りやすい。アップに耐えるマスカラ。
チーク、微細なパールが入ったホワイトみのピンクで、コンディションの良い時に塗ると透明感が爆上がりになる。この透明感はモニタに映らない。これを塗ってリアルで誰かに会う日が楽しみだ。

ちなみに、その時にアンプリチュードでもらったノベルティのエコバッグが、素材がしっかりしていて持ち手の部分が肩にかけられるゆったりサイズで非常に重宝している。

その後、クレ・ド・ポー ボーテ のカウンターで、ルージュルミヌマットの 101 クリームクラッシュも買った。アンプリチュードのクリーミィリップスを狙ってたのだけど、売り場で見せてもらったら思いのほか白みがない発色でイメージが違ったのだ。
www.cledepeau-beaute.com

ルージュルミヌマットは、サラサラパウダリー質感なのに唇表面自体には潤いがあってガビガビにならない。最高のリキッドマットリップだと思う。

新しく発売された当初は自分にもロマンティック浮かれモード的な気持ちがあって、ベージュより可愛いピンクが欲しかった。で、当時はまだカウンターに中国人観光客が大量にいて、忙しそうな店員さんにタッチアップを頼むのも申し訳なくて、テスターを雑に試してパパっと104を指名買い。家に帰ってつけてみたら黄み転びのクリアピンクのシアーマットな発色から素の唇色が見えて微妙な仕上がりだし、肌色にも合ってなくて口の周りに青ひげが生えたように見えて大失敗した、という記憶がある。

それでも質感自体は好きで、なんとか他の色と混ぜたり工夫はしたけれど結局似合いそうな人にゆずってしまった。今回買った101クリームクラッシュはオレンジ味が強くないベージュで自分の顔にはすごく似合うと思う。思えば「ヌードカラー、青み!白み!くすみ!」って永遠に言い続けてるし、この手のトーンを30年以上偏愛している。迷わずこの色にしておけばよかった。

あと、ペイペイボーナス的な奴があったので、それを使って通販したのが、YSLのルージュクチュールヴェルニ ウォーターステイン 614。
www.yslb.jp
「マスクをつけても落ちない口紅」ということで、twitterでインフルエンサー的なOLさんが推してたのでつられ買いをしてしまったのだが、自分の場合、自宅で仕事をするか、人通りがほとんどない裏道を使って通勤→人のいないオフィスで仕事なので、一般的なOLさんに比べてマスクをするシーンが少ない。そこまでマスクをつけても落ちない口紅を選ぶ必要性はなかった。

614はパリジェンヌっぽいドラジェピンク、黄みはなくて見た感じは大好きな系統だけど、時間が経つとステインなので濃いめのピンクに転んでいく。血色がなくならないのはいいと思うけど、インフルエンサーさんが強い言葉で推すほど良いかというとどうだろうか…。
塗った時の揮発感とか唇への刺激とか考えると、あまり毎日使いたい感じはしないような。

2月に入って、ネイルが塗りたい期がやってきてエッシーの偏光パール入りのグレーを買った。
www.essie.jp
インスタで誰かが塗ってたのが夢みたいにキレイで、販売された時に買おうとしたら完売続き、ようやく入手できたんだけど、自分の手に塗るとここまで軽やかに光らず、グレイが濃く発色してなんだか泥みたい。

室内で明るくないから光らないのかもしれない。やはりお出かけがしたい気持ちが新たになった。

そして、NARSのクローデットコレクション。メインビジュアルでオーデイシャスリップスティックのトープヌードを見かけて「青み白みくすみヌードだ!」と反応した。
www.narscosmetics.jp
オーデイシャスリップスティックのクリーミーなカバレッジ感はすごく好きなので購入。塗ってみたらそこまで青みは感じず、黄みだと思う。でもオレンジがないので肌にちゃんと馴染む。人によっては土気色になるかもしれないけど気に入った。ただしマスクにはすごくつく。家で仕事する時に気合が入るのは良いんだけど、そのままコンビニとかに行くときにマスクをつけると「あちゃー」ってなる。

あと、プチプラで2点失敗した。

ケイトのラッシュフォーマー(マスカラ)でダークレッドが出たので、アンプリチュードのカラーマスカラで味を占めて「赤みニュアンスのある黒 」ぐらいを想定して買ったら塗ってみたらテラコッタっぽいレッドにしっかり発色してイメージが違った。

パラドゥのネイルファンデーション、今度の限定色には青いラメが入ってるというのでベースも青みピンクかと思って塗ってみたら血色コーラルだった。こういう花嫁カラーみたいなネイルを塗ると手がものすごく老ける。「日ごろ化粧っ気のないおかあさんがお出かけの時に一生懸命塗りました」って感じの手もとになる。ネイルの色選びは本当に難しい。白すぎると手肌がくすんで見えるし、赤みがありすぎても爪周りの赤黒さを拾ってやっぱりくすむ。くすむだけでなく、色自体の個性としてスタイリッシュさに欠けるというか垢抜けなく見えるというのが問題なんだと思う。

イエベ特有のヌケ感あるアイボリースキンのキレイな手かつ手入れの行き届いた爪だとむちゃくちゃ映えそうだけど、それって「ファンデーション」という定義ではない気もする。