咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

月曜断食で何を食べているか

月曜断食の食事ルールはこちらに詳しい。
www.lettuceclub.net

ここでいわゆる「良食日」と言われる、火曜~金曜の食生活について。

twitterとか見てると、案外みんないろいろアレンジしており、私もそこまで厳密な感じではない。体重の減り具合とか体調を見て厳密なルールに戻したりしている。

まず、磁化ポット*1から水飲んで、パラダイスハーブの青汁パウダー、エナジーグリーンをヨーグルトに混ぜて食べてる。
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ヨーグルトはセブンイレブンのPBか、そのへんのスーパーで適当に買う。たまに高級ヨーグルトが手に入った時には自分の家でヨーグルティアで増やして水増しして食べている。貧乏性だから。

んで、スーパーオータカを大さじ1杯ぐらい足す。

大高酵素 スーパーオータカ 720ml

大高酵素 スーパーオータカ 720ml

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

これは老舗の酵素飲料で最近たくさん出てる酵素ドリンクとは一線を画す圧倒的なまずさが特徴。なんというかベッタベタな甘みとネギが発酵した匂いがある。人を選ぶけど私の体質には合っていて、これを飲むとお腹の調子がむっちゃよくなるので手放せない。ヨーグルトに混ぜると匂いがカモフラージュされて良い。ちなみにパラダイスハーブのパウダーも畳表をなめたような味がするけど、ヨーグルトに混ぜるとごまかしが効く。

こういう製品に含まれる酵素って製品化する時に死んでるし、家で果物と砂糖をかき回して「酵素ドリンク」を作っても、胃酸で完全に死活するので「生きた酵素が云々」っていってるのは全部詐欺と思ってる。大高酵素はそのへんをちゃんとサイト内で主張してるところに信頼をおいてる、要は酵素が複数の素材を分解するに伴って作られる多彩なオリゴ糖がウリなので、単に砂糖の代わりぐらいの割り切りをもち腸内細菌の栄養として毎朝摂取している。

で、この3品を混ぜた緑色の泥のようなペーストを「スーパーグリーンヨーグルト」と命名した。たまにアマニ油足したり、おから足したり、すりゴマ足したり、アミノコラーゲンを足したりしながら毎日毎日食べている。おいしくもまずくもないが何も考えずに用意できて朝のルーティンとして優秀。

本来のメソッドでは「ヨーグルトと季節のフルーツ半分」という指示だけど、私はフルーツが好きじゃないので糖分と微量栄養素が取れりゃいいだろぐらいの気持ちでこっちにしている。どうせフルーツの酵素も腹の中で死活するし。そこまでローフードに対する信仰もない。

だいたい、何を食べるか、何を着るかというのも含めて、選択することって単純に脳に負荷がかかりMPを消費するというか残弾があると思っている。「どれにしよう、迷っちゃう❤」というのが楽しみな選択ならいいんだけど、そうではない選択のコストを下げるのは一種のライフハックでもある。フルーツがご褒美になるタイプの人なら良いけど、好きでもなくときめかないフルーツをお店で選ぶのはストレスでしかないし。

会社のまかないランチを食べてる。まかないは、だいたい主菜とサラダとスープという構成で、自分で取り分けるから全体的に8割ぐらいの量になるよう心がけてはいる。ごはんは抜く。でも、水曜はカレーなので水曜だけ玄米(選べる)を50gぐらい食べてる。ランチの後で本当はよくないけどチョコレートを少し食べてコーヒーを飲む。

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まかないのメニューはだいたいこういう感じ。サラダで野菜が確保できるのは助かる。

自炊メインで、青菜の和え物とか煮物が多い。野菜の生食は家ではあんまりやらない。火を通すか軽く塩もみしたりマリネしたりする。野菜嫌いなので、食べやすくしないと食べる気にならない。あとは肉や魚をさっと焼いたやつ。適当な調味料に漬け込んだ鶏肉とネギとか、サーモンのアラを炙ったのとか。で、豆製品、乾物、卵にチーズ。たまにスープとか味噌汁。いいの売ってたら刺身。ハムやソーセージなど加工肉はできるだけ買わない。サラダチキンも信用してない。たまになら良いけど、毎日のルーティンにしたら弊害ありそう。プロティンも同じ位置づけ。私は腎臓があまり強くないので。(ちなみに、ケトン体のセルフ尿検査がよかったのでタンパクや血尿も同時に検知できる検査紙を買った。)

旬とか鮮度とかオーガニックとかそういうのはまったく気にしてないけど、ローカルチェーンのスーパーや八百屋で安く売られてる素材って、だいたい国産で季節のものになるので、そんなに厳選する必要ないと思ってる。バカ高くなくて美味しそうなやつとか面白そうなやつを買う。

あと、隔週で坂ノ途中さんの野菜セット頼んでいる。大手と違い小ロットの強みを生かしてか新規就農者さんの作物がメインなところ、それから、地元企業が自社便で運んでくれるという環境負荷の低さが気に入っている。届いた週の土日で下ごしらえして、冷凍できるストックを作る。
www.on-the-slope.com

調理スタイルはロジカルでもスマートでもなく、鉄のフライパンや鋳物の鍋、それから20年選手のデロンギのピザ&トーストが活躍している。たまに圧力鍋とanovaも使う。デロンギはオーブントースターとオーブンの中間みたいな感じで、7分以降はタイマーがなく手動になる。庫内はオーブン並に広いけど高さがないピザ焼き仕様なのですぐに熱がまわり、そこまで厳密な予熱の必要なくて雑に突っ込んだら焼ける。だいたいカンでやっていくというアバウトさがいかにもイタリア製品っぽい。

高加工食品、それから果糖と人工甘味料はできるだけ避けてるけど完全にゼロにはしてなくて、ブドウ糖は避けてない。果糖:ブドウ糖が1:1の砂糖までは許容し、「果糖ブドウ糖液糖」 と書かれてる高果糖の液糖を避けてる。

そういう視点で食品や調味料の表示をチェックすると上質な製品や昔から愛されている製品はちゃんと砂糖を使っていて高果糖の液糖は使ってない。ちなみにお菓子も老舗のものはだいたい高果糖ではない。なので液糖が含まれているものを避けてもそんなに困らないし、むしろ食のクオリティは上がる。自炊では砂糖やみりんとか甘酒は使う。まあ、自分の味付けの趣味は甘めではあるけど、お店やできあいのお惣菜よりはかなり甘さ控えめなのでこれでええやろという気持ち。

果糖の害についてはこの本でセンセーショナルに書かれてるけど、肝臓への負荷が高いというのがあって、自分は酒飲みだからまあできれば減らしていこうかぐらいのカジュアルな感じ。

お惣菜といえば、揚げ物はスーパーのお惣菜のをよく買う。揚げ物温めるのはオーブンレンジのウォーターオーブン機能使ってる。ヘルシオじゃなくてもっと安い東芝のやつ。石窯ドームだっけ。オーブンは機能はいっぱいあって良いのだけど、庫内が広い分立ち上がりが遅いのが難点で、グラタンとかココットとか小さいものを焼くのはデロンギかガスレンジのグリル機能で適当にやっちゃうことが多い。結局シンプルなのが一番だし、火を使わないとなんとなくエネルギーが入らないというか作った気がしない。アーユルヴェーダとか五行とかそういう信仰がある。

だいたい、こぶし2つ分という量を守りつつ栄養を摂るため「おばんざい2-3品の盛り合わせ + 1品料理 or 汁物」という居酒屋っぽい構成になる。おっさんが馴染みの居酒屋に毎日通って晩酌するみたいな感じでメニューを考えてる。

主食を抜くと強い味付けが不要になり、塩分や糖分は控えめになるという効果があった。汁物を控えてるのも塩分を抑えるため。美味しいと感じる塩分は決まっているのだから食べ物の重量が増えると摂取する塩分は増えるよね。

正直、いかにもダイエットっぽい食生活にはしたくない。「新鮮な野菜を蒸して塩とオリーブオイルだけで」とかそういうのは絶対挫折する。そういうのを美味しいと思える感性がないし、味付けから甘みを排除することでメニューのレパートリーを減らしたくない。酒飲みのおっさんっぽい感性、あるいはアジアの屋台のおばちゃんっぽい感性を大事にしつつ、しっかり栄養は摂っていきたい。

雑にやってると思ったけど、こう書いてみたらけっこう気をつけてるポイント多かった。自認としてはかなり雑です。

*1:いただきもの。磁気水になんかの効果があるとも思えないけど、3リットルぐらいの水が入るし、エアポンプがついてて蓋の開け締めの必要がないから、水容器としての使い勝手がよく愛用している。ADHD傾向があるので蓋がある容器は苦手。