これもまた似たようなタイトルの本だけど、こちらはかなり細かく食生活メニューが書かれたダイエット本だった。
- 作者:デヴィッド・ラドウィグ
- 発売日: 2018/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
このメソッドの初期は脳科学者本で提唱されてる食べ方に近いメニューだけど、こちらはそれを一生涯続けるのではなく少しずつ戻していくということになる。
本の最後50ページぐらいはレシピ。このレシピの内容は古き良きアメリカ食に地中海ダイエットっぽいグルメ要素を足したという感じで、結構おいしそうだった(作ってない)。とはいえ日本の一般的な食生活とは結構離れているので、入手が難しい食材もありこの通りに実行するのは現実味がない。そのためアマゾンレビューの点数下げてる人もいる。この通りに食べるのではなく、一般的な糖質制限ダイエット食に目先の変わったメニューとして取り入れるには参考になりそう。
この本の良いところは、ダイエットを開始する前1週間のやることメニューがあるところ。別のメソッドでダイエットを始めるとしてもこういう準備期間を設けるのは効果的だと思う。具体的には
- 痩せたい理由、痩せたらやりたいことを書き出す
- 具体的なダイエットプランと、挫折した時の別案を考えておく
- 食材や調理器具など必要なものを用意する
- これはプラスではなくマイナスの方向も考えられる。すなわち買い置きのお菓子やグラノーラやインスタント食品など手軽に食べられるものを捨てる(or人にあげる)など。
「痩せてこうなる、こうなりたい」という具体的なビジョンがあるのとないのとでは、頑張れる度合いや挫折した時の立ち直り方が違うと思うし、そのへんを曖昧ではなくしっかりした形にしておくのはかなりおすすめ。私も期せずして同じことをやってたし、そして、寝室の壁にかけたかえぽのワンピに助けられた部分が結構ある。