スタートから-9kg、体脂肪率は-5.5%。前回から25日で、-0.5kg/-0.2% と微妙な減少だった。BMIは27ぐらい(これを書いておかないと他の人の参考になりづらいので書く)
たぶん停滞期というのではなく、ここまで毎週末イベント続きで暴飲暴食をやらかしたからであり、さらにいうと気持ちがたるんで平日の夜にもわりと勢いよく飲酒してしまったことに起因する。
ちなみに、月曜断食では土日は「美食日」といって好きなものを食べて良いということになっているけれど、暴飲暴食が認められているわけではなく、一食の量(これは物理的な量)には「咀嚼してこぶし2つ分」という制限がある。実際、ここで大量に食べる癖をつけてしまうと理論上そこからの不食や平日の良食がきつくなる。
というのは、人体にはレプチンというホルモンがあり、必要な量を食べると脳に満腹シグナルを送るのでそれ以上は食べたくなくなる仕組みがある。少食な子どもに無理に食べさせるのが難しいことを考えても、普通は余分に食べられないのだ。でもデブ族は長年の過食のせいで脳に「レプチン」への耐性(抵抗性)があり、シグナル無視で必要以上に食べられてしまうという仕組みがある。大食いチャンピオンを目指すならそうやって鍛える必要もあるけれど、われわれは自制せねばなりません。
本来は、身体に必要な量を食べれば満腹になり、それ以上は食べられないというのが正常な身体なのであり、お酒を飲めば暴飲暴食ができてしまう、あればあるだけ食べてしまえるのは、まだ脳がデブな証拠ということ。厳しい。
以下、暴飲暴食の記録。
「なんば赤狼」でチタタプコースをみんなで食べた。これは、アイヌの郷土食で、肉をみんなで「チタタプチタタプ」と言いながら大きい包丁で叩いてミンチにする。その後それが肉団子として入った鍋が提供される。刃物と肉は楽しい。あとはマタギ用携行食「カネモチ」(携行食なので当然高カロリーの糖質爆弾)と鹿のロース焼いたの。
本来糖質制限するはずの平日だけど、福岡で酒田ラーメン食べた。花鳥風月があったら食べずにいられない。ここのワンタン麺は美味しい。一応ハーフサイズにしたが本来ご法度だよ。
隠れ家フレンチの店?で、牛肉と松茸をめいっぱい入れたすき焼き祭りをやった。関西風の、砂糖大量のやつ。すき焼きをちゃんと作ると砂糖の量にドン引きする。しかもこの砂糖をキャラメリゼするのが美味しいんだけれども、明らかに糖化たんぱく祭りであり美味しいけども寿命縮みそう。免罪符的に野菜もたくさん食べた。あと、松茸もきのこだからヘルシー。(と言い聞かせる)
その他にも、野外ジンギスカンからの二次会串焼き、さらにホテルに帰ってからポテチにチューハイとか、2泊3日コテージでひたすら飲酒するひどい合宿とか、かなりやらかしている。
むしろ、週末にここまでの暴飲暴食をやっても月曜の不食+火曜以降平日の良食(糖質制限+腹6分ぐらい)によって少なくとも体重は増えなくてよかったということになる。週末にため込んだグリコーゲンを月火水ぐらいまでで使い切り、そこから微妙に脂肪も燃焼できているということかも。ちなみに体内に貯蔵できるグリコーゲンの量は私の場合だいたい400g-500gぐらいっぽい。
2日間欲望に歯止めをかけずに暴飲暴食をやると週明け月曜の朝にだいたい2kgぐらい増える。で断食すると初日に1kg~1.5kgぐらい減り、翌日に500g~1kgぐらい減る。初日の朝はだいたいすごいむくんでて1日かけてむくみが抜ける感じある。水分とか消化器に残ってる食べ物とかが抜けて、そこからグリコーゲンが全部使われて元の体重に戻るイメージ。
ただ、10月は暴飲暴食の他にも反省点があって、
- スクスタを始めて夜寝る前につい遊んでしまい寝不足気味
- 朝起きられなくて、徒歩通勤に失敗してる。平日は糖質取るの朝だけだからその後にちゃんと運動したほうがいいし、会社まで徒歩30分というのは非常に良い運動チャンスなんだけども逃している。帰りは歩き死守って思ってるけど雨とか降ると挫折しがち。
- 平日はオフィスで水を飲む習慣があるけど、休日は水を飲むの忘れがち。特に自宅。
- ちょこちょことした間食癖がついてしまった。ナッツとか高カカオチョコレートとか食べるものは気にしているけど、そもそも間食自体がNGなんだよ。
- フィットボクシングやる気力がでなくて運動できてない。気温の変動が激しくて衣替えが終わらずいつもフィットボクシングやっているスペースが服で埋まっているのも問題だと思う。結局、ストレッチとか足パカを気がついた時にやる程度だった。
最低限、月曜に断食するルールは守れてて、火曜以降の糖質制限もさほど苦にはならないように慣れてきた。飲酒しなければ節制できるんだけど、細かいところで気持ちの緩みがでてしまってるしお酒飲みすぎてるので本来減るべき体重が減ってないと思う。
新しく試行していること
- フルクトース(果糖)を控える
- 糖質の中でもフルクトースは骨格筋で代謝されず肝臓でだけ代謝される=過剰に摂取すると肝臓に負荷がかかり痩せづらくなる。自分は飲酒しがちでもあるので、できるだけ控えたいという気持ち
- 高果糖の液糖が入ってる調味料、加工食品とか飲み物は全面的にやめた。これまで美味しいと思って愛用していた調味料はだいたい果糖ブドウ糖液糖を使っていないし、愛飲の缶チューハイ(本搾り)は糖類自体無添加だったのでさほど生活に変わりはない。
- さらに砂糖(グルコースとフルクトースの結びついた二糖類)を減らしてみりんや甘酒(このへんの甘みは米由来なので全部グルコース)を使うようにしている。とはいえ全部やめるのは無理なのでできる範囲で。砂糖って本当においしいよね…
- うちの父親はフルーツ大好きで、かつて実家では果物は箱買いするものだった。が、膵臓がんで早死したので果物のとりすぎは身体に悪いのではないかと疑ってる。父親の場合、かなりお酒も飲んでたので私と条件が近い。なので警戒したほうがよさそう。原始人はフルーツを食べて健康だったというけれど、今のように品種改良されて糖度マシマシではないから絶対条件が違う。
- 食物繊維を摂る
- 難溶性デキストリン粉末(おそらく介護食に入れるやつでシャンピニオンエキスなどが入っており防臭効果がある)を朝のヨーグルトに混ぜている