咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

月曜断食 75日目

前回の記事から1ヶ月ほど経った。

9月23日の週は誕生日があり、さらに東京に出張があったので、例の会員制馬肉レストランでコース食べて、その翌日にはオーセンティックなフレンチのコースを目一杯食べて、さらにその週末は新潟で飲酒三昧みたいなことをやったのでちょっと停滞したけど、週明けの月曜はきちんと断食し、平日も節制した結果、現時点では月曜断食開始(2019年の7月22日)から体重8.5kg、体脂肪率5.7%減っている。内蔵脂肪スコアも13から10まで落ちた。ようやく大デブから平常小デブモードに戻った。


成増の「レ クレール」でいただいた最高のフォアグラ。

振り返ると、だいたい1ヶ月に1-2回ぐらい「え、こんな食べていいの」みたいな美食を入れてるし、飲み会もわりと参加してるし気持ちの上で飢餓感がない。「甘いものががっつり食べたい!」と思っても、次の土曜に食べれば良い。どのお店に行こうかなと調べてるうちに平日が終わる。今のところスイーツ選定は失敗が多く、自分はあまりスイーツ勘がないなあと思ってはいる。具体的には、すごくパフェが食べたいんだけど、京都で良い店が思い浮かばない。最近よくあるようなアイスクリームとフルーツが主体の軽いやつではなく、生クリームと焼き菓子とかがしっかり載ってるのがいいんだけど、あまり量があると困るのでなかなか難しい。むしろファミレスのミニパフェみたいなやつが良いのかもしれない。

今月から、ウエストと腹囲の計測を始めた。現時点でウエストが73cm、腹囲が92cmで、もうちょっとでメタボからは脱却できそう。ダイエット開始当初は怖くて計測できなかったけど、おそらく腹囲は軽く100超えてたと思う。そういえば、比較的ローライズなパンツを履く時用のベルトを持ってたんだけども、そのベルトがまったく締まらなくて絶望していたのだった。捨ててしまおうかと思ってたけどまた使えるようになってよかった。

結構勢いよく減量してると思ってたけど、平均値を取ると月に3kg~3.5kgぐらいの水準なので、1ヶ月に体重の5%減ぐらいの範囲にとどまっていてこれは教科書に載るような模範的減量ペースと言える。8月終わりぐらいから体が動かしやすくなって、気が向いた時にフィットボクシングや軽いストレッチして、できるだけ歩くよう心がけるなどしたからか骨格筋率は増えているのがよかった。このペースでいけば年末にはBMI25を切ることになるので、引き続きがんばりたい。

月曜断食始める時にやったこと

なんとか継続できてて結果も出てるので、最初のころにやったことを振り返ってみる。

初日、本気でがんばろうと思った日に記録用のブログを一つ作った。断食中でランチが食べられないので、その昼休みをまるまる使ってやった。断食初日にこれやるのすごくおすすめ。アナログなノートでもいいけど、外出先でも勤務の合間にでもちょこちょこ書き込めるからブログは便利。これは非公開でやるのがポイントで、公開するとネガティブなことが書きづらいし見苦しい自撮りとかも貼れないし正直な体調も書きづらいので。それに、他人から励まされるのがモチベーションにならない性格であることはNOOMとかジム通いとかの失敗事例でよくわかってる。

ブログの最初のエントリーとしてこの4つを本音ベースで書いて、固定エントリーとしていつでも目に入るようにした。

  1. 痩せるメリット。痩せることで期待できること。痩せる理由を思いつく限り書き出した
    • これは誰にも見せないものなのであくまで本音ベースで書くことがポイント。太ってることで生じた不都合も人に言えないことがいろいろあると思うし、痩せる動機が誰かへのマウンティングや攻撃や復讐でもOK。きれいごとでは刺さらないと思う。自分の毒を自覚するのは大事。ちなみに、マウンティングというわけではないけれど、えらくなったとしてメディアに出るときにノースリーブだと強そうなので腕が見苦しくない程度に痩せたいという動機はある。デブのほうが強そうという説はあるが。
      • たぶんそのうち毒が抜けてきて「なんかアホみたいだな」って思う瞬間が発生するので、その時点で消すと浄化されたみたいでいい。
    • ちなみに、痩せないとやばいと思った一番のきっかけは、娘に「いびきがひどい」って言われたこと。それまでは正直「もう50だし、中年太りでも年相応」とか思ってあきらめようとしてた
    • 月曜断食はじめて2週目にあったNegiccoの女子限定ライブで、かえぽ着用のワンピが当たったのも大きかった。あれが着れるようになるというのは今もわかりやすい目標だし、そこまで非現実的な細さではない。どっちかというとゆるっと着るシャツワンピなので励みになってる。
    • 「痩せたら着たい高価な服を買う」というのは、ダイエットメソッドとしてわりとよくあるんだけど、実際問題、痩せた自分がイメージできないのに高い服買うのは難しい。今回、そこにお金では買えない「推しの服」が降って湧いてしまったのはとても幸運だった。
  2. 具体的に痩せるためにやる施策とか改善案
    • これまでのダイエット経験の中でうまくいったメソッドを思い出して書き出す。細かいtipsとかでもいい。
  3. これから3ヶ月のスケジュール
    • 旅行やイベントなど羽目をはずしそうな予定を書き出し、月曜の断食や平日の良食が難しそうな予定がないかチェックした。その上で、それらイベントをどう乗り切るか、月曜が無理なら何日に断食するか、どうリカバリーするかなどをメモした。
    • 太ってしまうリスクとイベントの楽しさを天秤にかけて、イマイチ乗り気になれないものはキャンセルしたりもした。パーティフリークみたいなタイプだと思ってたけど、わりと惰性とか寂しさで参加したがってたことがわかってきた
  4. 過去にダイエットに挫折してリバウンドした理由を振り返り、そうならないためにどうするか考えた
    • これも本音ベースでしっかりえぐっていくのが大事。毎日やってたダイエット習慣にどうして戻れなかったのか、なぜモチベーションがなくなって心が折れたのか。
    • 私の場合ドクターストップがかかるような悪いダイエットメソッドはやったことがなく、継続できれば結果は出るような王道が基本だったので、挫折の理由はだいたい心理面ということになる。

https://www.instagram.com/p/B0v0xdDAwyT/
これがかえぽワンピ。

非公開ブログの書式

まず、タイトルには曜日だけ書く。前週の同じ曜日と体重を比べるとだいたい進捗がわかるので。ブログ本文の一行目は体重と体脂肪。これは1ヶ月をアーカイブページから見た時に体重の推移がわかりやすくなる工夫。

次に見出しつけて「よかったこと」を書く。
体重が50g減ったとか、飲み会行ったけど最後の〆は我慢したとか、本当にささいなことであっても、よかったこと、できたことを書いて「すごい!」とか「えらい!」とか自分で褒める。これがバカにならなくて、明日の自分に褒められるために頑張ろうという気持ちに不思議になるのです! 他人から褒められてもあんまりモチベーションにならないけど、自分が褒めるとモチベーションになるというのは、すごい気付きがあった。

その次の見出しが「本日」という項目で。毎食食べたものと、日々起こったことを書く。

反省したいことがあったら最後に「Todo」として書く。普通に「もずく買う」とか「掃除する」とかも書くけど、昨日夜ふかししたのでれば「今日は早く寝る」とか、改善するアクションをtodo化して書くのがポイント。

月曜断食の本にも、こまめに記録する人は結果出しやすいって書いてあったし、一番自分にとって楽な方法で記録すると良いと思う。