咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

JGC修行完遂した

修行、あと3regというところになってせっかくだから日ごろ行かなさそうな場所、乗らなさそうな機体に乗ろうといろいろ考えて、伊丹からの距離が手頃ということもあり天草エアラインの「みぞか号」に乗ることにした。

天草エアラインは持ってる機体が独自ペイントされたATR-42、通称「みぞか号」一機だけで、天草、熊本、福岡をぴょんぴょんと飛び回っている。大阪まで来る便もかつてはあったけど乗員繰りが難しいとかでJ-AIR共同運行になった。ちなみに「みぞか」とは天草弁で「かわいい」という意味で、イメージキャラクターのイルカの名前である。みぞかまじみぞか。

伊丹→熊本→天草→福岡(福岡泊)福岡→伊丹 という旅程にした。

多少は観光もするつもりで熊本と天草の空港での乗り継ぎ時間を長めに取った。熊本は再建中の熊本城を遠くから見学し、難攻不落の城+重機という今しか見れない風景を堪能した。一方、天草は空路での観光があまり想定されてない感じがあり、空港からバスターミナルまでシャトルバスの便がよくなくて、さらにバスターミナルから徒歩範囲に観光資源が何もなく、バスを利用しての観光案内なども特になく、けっこう厳しかった。観光協会に事前に問い合わせたときに、短時間であってもタクシーチャーターして観光することを勧められたけど、たしかにそれが一番賢明だと思う。次はちゃんと観光したい。温泉入っておいしいもの食べてキリシタンの史跡を見学したい。

天草エアラインはスタッフの制服が色とりどりのポロシャツだったり、シートポケットに入ってる機内誌がクリアファイル製の手作りだったり、空港設備も素朴で温かみがある。だいたい、小さいプロペラ機たった一機で回してる離島の航空会社というコンセプトがすでに可愛すぎるし。まさにみぞか。

最後、天草から福岡の便で着陸許可が降りずしばらく海の上を旋回することとなり、遅延したけど、結果として海に沈む見事な夕日と彩雲を見ることができて幸せだった。福岡で一人祝杯を上げた。

水炊きっぽいスープに餃子が入った「炊き餃子」が美味しかった。家でもやりたい。