咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

近況

フィットボクシングはじめました

ジムとか再開しようかなあと思っていたんだけど、ジムのスタッフやトレーナーや他の客との人間関係っぽいのが苦手すぎるのでボーナスでSwitch買って家で動こうということにした。

ところで、運動に痩せる効果はない。というか一時的に痩せてもそれは持続されないというエビデンスがあるらしく、痩せようという期待は持たないことにした。どっちかというと身体の可動域を広げて健康になるのと、ストレス解消という意味で定期的な運動が必要で、そういう意味ではフィットボクシングすごくよくできてる。というか、何もストレスになる要素がないのが重要。本当に重要。

ダイエットコース30分を3日に1度ぐらいやってるけど、運動量としてはちょうどいい。

欲を言えば、もう少し男性のボイス増やして欲しい。山本和臣とか宮田幸季とか可愛い系の声がいいなー。DLCで売ってくれたら買う。


Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch

Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch

月曜断食はじめました

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ

トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ

  • 作者: ジェイソン・ファン,多賀谷正子
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2019/01/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
この2冊を同時に読んで、なるほどと思ったのではじめてみた。前者ははっきりいって科学的なエビデンスはなく、後者はガチガチエビデンスベースの本だけど、両者の着地点がほぼ同じ習慣(=間欠的にファスティングする)になってる。

後者の理屈をむちゃくちゃ乱暴にまとめると、人は、カロリー制限では痩せない、運動でも痩せない、また、血糖値が上がるから太るのでもなく、インシュリン(血糖がエネルギーとして使われたり蓄えられるよう全身の細胞に運ぶ)やレプチン(満腹になったという信号を出す)といった本来は痩せるために働くホルモンが常時分泌されすぎることで抵抗性がついて効かなくなる=デブ脳になるので太るという話だった。

これらのホルモンは、何かを食べる(糖質の有無とかに関係なく)と分泌される。だから空腹の時間をしっかり確保して、ホルモンが出ない時間を作る、それに加えて脳の報酬系を狂わせる砂糖などを避け、ストレスを避けることでコルチゾールの過剰分泌を抑え、正常にホルモンが効いてきちんと代謝されるように改善していくというのが後者の結論。

自分が増量したタイミング考えても、だいたいむちゃくちゃ間食してるし、BBQとか1日ずっと食事タイムみたいなイベントの後はなかなか食べる量を適正に戻しにくい。旅行太りというのもある。移動中の道の駅で特産品をつまんだり、夜は郷土料理のお店で1次会、その後もおつまみに日本酒で2次会。空腹の時間がない。

うちの母はもともと小柄でスリムなほうだったけど、定食屋はじめてからびっくりするぐらい太った。ゆっくり食事が出来ないらしく、日中ちょこちょことおかずをつまんだりおにぎり食べたりで乗り切ってるらしい。全体に食べてる量は少ないし、日中ずっと立ち仕事で運動量もあるのに不思議だなあと思ってたんだけど、インシュリン分泌が少ないタイミングが一日のうちにないのだから太ると考えると、理にかなっている。

で、月曜断食は月曜1日断食、すなわち36時間ぐらいの断食を行い、可能であれば木曜の夜にも断食を入れることが推奨されているけれど、それをやると、週に2回ファスティングすることになって、だいたいトロント最高式に近いパターンになる。

トロント最高式はとにかく1週間全体を健康的食生活にすることになってるけど、はっきりいってそういうのは無理だし、習慣として続けるにあたって、平日はストイック、土日は自由ってのは現実味がある。月曜断食の理屈は東洋医学に基づいたもので、あまり科学的でない部分があるけれど、日本人のライフスタイルに取り入れやすく設計されてるのが良い。

(ただ、今わりと落ち着いた生活をしているので取り入れやすいと感じるのかも。数年前は会社終わりに飲みに行ったり毎日のようにやってたけど、そういう夜遊び期にこのメソッドを取り入れるのは難しいと思う。去年とか1ヶ月連続飲酒してたしなあ…)

で、先月末ごろから初めて、期間中2回ほど暴飲暴食する機会があったものの、メソッドに忠実に生活したところ

  • 1ヶ月で6kg減量、体脂肪率も4%減
  • 病的な甘いもの欲がなくなる。おやつにあんまり興味がわかなくなった。
    • もともと私は飴が嫌いでいただいても人にあげたりして自分では食べないし、スタバの甘い飲み物は気持ち悪くなるので飲めない、なので興味ないんだけど、そういう「私にはいらない」という感じがおやつ類にもわりと発生している。すっごく上質なのは食べたいけど、コンビニスイーツとかは「まあいいかな」って感じ。
  • きちんとお腹いっぱいになって箸が置ける。作り置きのおばんざいを食べきってしまうようなことがなくて、もういらないなと思って残りを冷蔵庫に片付けられる。
  • むっちゃ身体が軽いし元気。これはフィットボクシング効果もある。
  • 部屋のものを断捨離したくなって、古本をダンボール2箱、使わないコスメをダンボール1箱、古着や靴やバッグを20kg処分した

furugidevaccine.etsl.jp
このサービス良かった。リサイクルショップに持っていっても値段がつかないようなノーブランド品とかトレンドから遅れてるようなものなど品質問わず引き取ってくれるし、引き取り費用をこちらが支払って引き取ってもらうので却って気分いい。

ということで、かなりデブ脳からの脱却ができているし、QOLが爆上がりした。月曜断食は、デブ脳矯正ブートキャンプとしてはよくできてると思う。

今は、平日の朝はヨーグルトと冷凍フルーツかスーパーオータカ(酵素飲料)、昼はまかないランチ(白米なし)、夜は、自炊のおばんざい2-3品(おじいちゃんの晩酌っぽいやつ) というパターンで、あんまりいろいろ考えなくて良い。カロリー計算なし、食べちゃいけないものもなし、ただ食べるタイミングと量の話なのでシンプル。

やる前は白米ないと死ぬとか、おやつが食べられないとか無理とか思うんだけど、やってるうちに味覚の好みとか食べる量とかが顕著に変わってくるし、断食にも耐性ついてくるし、理屈がわかれば「ハラヘリ状態はボーナスステージ」って思えてくる。なので、メソッドだけ聞きかじりでやるよりは、上記2冊合わせて読んでからやるほうが良いと思う。

あと、

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

この本もシンプルでよかった。「食べるタイミングのときに何を食べるか」という答えになっている。

結局のところ

最新の科学を結集して考えても

  • よく動き、よく眠る
  • 間食しない
  • 食欲ないときには食べない、お腹すいてから食べる
  • 癖になる、後を引くようなものは食べない
  • 野菜と魚中心の自炊

みたいなおばあちゃんの教えみたいなところに着地するのだった。

LINEオープンチャット

なにかと話題だけど、私は、運動をしたら褒め合うグループと、月曜断食グループに入ってる。両方、目標があって、頑張ったことを褒め合ったりするだけだし、面倒だったら見なくても良いので気楽で前向きで良い。