咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

東京で主に日中飲んでた店の話

子供が小さい頃は今よりお酒を飲みたくなることが多くて、子供の散歩の時なんかにわりと飲んでた。育児中の母親がそういうことを書くと絶対に怒られると思うんだけど、幸いにして子供は立派に成人したし社会的にも上手く自立できてるように見えるのでもう時効だと思う。

子供が生まれてから3歳ぐらいまで駒沢公園の近くに住んでて、散歩ついでに駒沢公園そばのバワリー・キッチンによく行った。
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当時カフェブームで夜は渋谷系っぽい人たちで混んでたけど、昼前だと結構空いてた。ベビーカー押して公園散歩して、疲れたらバワリー・キッチンでグラスワインを飲む。コーヒーもたっぷりでよかったな。子供はジュースとか。

休みの日には足を伸ばして、尾山台のオーボンビュータンなんかにも行った。カルバドスをなめながらキッシュ食べた。
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等々力近くのロアジってイタリアンのワタリガニのパスタが好きだった。白ワインも飲んだ。ダイエットは明日から。
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しばらくして豪徳寺に引っ越したあとは、山下駅横のピコンバーによく行った。ここの赤ワイングラスはバルーンタイプの大きいもので、気前よくワインが入ってる。飲んでてちょっと楽しかった。ここのテラス好きだった。パテもいい感じのサイズだったし。近所にあったら通いたい店なんだけど、近所にあってもそこまで通わなかった。育児中の母は忙しい。
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三軒茶屋の保育室にお世話になってた時期が長かったので、お迎えあとにダール・ロワゾーでちょっと一杯飲んだりもあった。豆の煮込みに赤ワインとか。店名通り可愛い鳥がいた。
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思えば、なんかどこで飲んでもそんなに好奇の目で見られたり文句を言われたりということもなく、微笑ましく見守られていたような気がするし、たまになんか褒められた。(娘が賢いので。私は別に褒められていない)

女の外飲みを考えた時に、居酒屋やバーにふらっと入って飲むというのをイメージしてしまうけど、ああいうのは、ある種、旧式の男の美学みたいなものに基づいて作られている部分もあって、女の居心地は微妙になったりもする。なんというか、そういうちゃんとした店で飲むと女の客という役割を背負わされるような気がする。(そして、男の連れがいると極めて楽なんだ。酒飲みの彼氏は便利。)一方、カフェやレストランは女ひとりでも親子連れでもふらっと入れるし、そして案外良いお酒とそれに合うしゃれた食べ物がある。気楽。

今も、暑い日に四条烏丸のオーバカナルでクロックムッシュとスパークリングワインで涼んでいたりする。王将でビールでもいいけど。日中飲むならそういう感じ。