特に一番ヌーディな色「506 Disrobed」ですが、ここ、普通だとコーラルピンクっぽい可愛い色が入ると思うんです。でもこれは黄みが強くないローズベージュなんですよね。
このシリーズ、ベージュ・ヌード系が充実してて、しかも黄色いヌードと青いヌードがちゃんと揃ってる。テクスチャも外資マットにありがちなぺたっとした感じがなくパウダリーで軽いのが良かった。やっぱ日本人には国産ブランドなのかしらん。502 Whisper とか 505 Peepshow とか他にも欲しい色ありすぎる。
ところで、この間コメダコーヒーでSUPR眺めてたら、特集で「SPOリスト」って謎ワードが出てて「SPO=すぐポチるウーマン」って略称なんですと。じゃあ私がまさにSPOじゃんって思いました。それだけです。
実物が来た
最近、うちの近所のデパートは本当にいつもshiseidoカウンターが混んでるし在庫切れも慢性的に多いのでアミューズボーテのテスターでチェックした後にワタシプラスで買っております。で、届きました。
こういう感じです。左側を指で少しぼかしています。一番黄みに寄ってるのは中央の512 Sling Back ですが、これも実際につけるとピュアな赤で黄みは感じません。私にはちょっと彩度が高かったのでこれを娘に譲りました。あと1番下のベージュ 506 Disrobedの微妙なモーブローズ転び感、伝わりますかね?
このモダンマットパワーリップスティックなんですけど、テクスチャーとしてすごくパウダリーなんですよ。クレドはマットだけどスムースレザーとかカシミヤハイゲージニット的ななめらかな質感も少し感じる仕上がりでしたが、こちらはもっとパウダリーで軽いの。同じカシミヤでも夏向けの粗目のストールみたいな感じで、ほぼ口紅としてのオイル感とかワックス感がなく指でぼかすとどこまでもぼかせてしまうんですね。
なので、かっちり塗るのも良いけど、このパウダリーな感じを活かしていくのがよかろうかと思いました。全色、外見はモードなんだけど、無造作にぼかすと大人っぽいナチュラルな雰囲気の仕上がりにもなるので、見た目以上に使いやすいと思います。(ぼかすときはアイシャドウ用のチップを使うのが良いです)
ところで私がマットな口紅というものを初めて手にしたのは、その昔存在した資生堂パーキージーンピコというミニ口紅のシリーズで。その時にモーブという色に開眼したんですよね。見た目薄い紫なのに塗るとナチュラルという驚きがありました。懐かしいな。