ヴィセアヴァン リップスティックの019「ハイドランジア」という色について、つくづく良いのでもうちょっと語ります。テキストのみでは伝わりづらいので苦手なのですがスウォッチしてみました。腕の肌がくたびれてて綺麗に仕上がらないけどすみません。(写真だと細かいうぶ毛が目立つ…)
下に雑に塗ってるのがハイドランジア単色です。透明感あるパープルピンクですね。
で、ブルベ者が売り場の照明に惑わされて買ってしまい持て余しがちな色三銃士を連れてきました。
左側 エスティローダー ピュアカラー エンヴィ リップスティック 512 アンライバルド
これはMy Little Boxのエスティコラボボックスに入ってた色で、一般的にアジア人の肌になじむと言われる落ち着いた赤みコーラルです。経験上、デパートの化粧品売場で「特に決めてないんですがおすすめの口紅をお願いします」というと、ものすごい高確率でこの系統を推されるのですが、実際に塗ると黄みが悪く出てすごい野暮な感じになるんですよ。で、そこで「あー…」って感じになる売り場の人と「綺麗なお色ですよ」「色白だからお似合いですよ」って無理やり推してくる売り場の人がいて、前者は信頼できますね。ちなみに一番好きなのは思いもかけないノーマークの色を出してくる人です。
さてさて、これにハイドランジア重ねてみたところ、画像ではわかりづらいんですけど、ちょっとシアーになって青みと微量のくすみが入り、肌なじみローズとして使える色になってくれるのです。で、重ねてないところでは少しゴールドと蛍光オレンジが混ざったようなニュアンスがありますよね。それが肌から浮く要素になってるようです。
真ん中 シャネル ル ルージュ クレイヨン ドゥクルール No.1 Nude
これ、カウンターでタッチアップしたときには何とも色っぽい大人色って感じだったんですよ。しかし、普段のメイクに単品で使うと地味というか色がまったく出ないというか、すごい生気のない顔になるのです…。輪郭ぼかし用みたいに使ってましたが、これにハイドランジアを混ぜると、ココア転びの赤みベージュとなり、かつ独特のツヤは健在です。雰囲気的にはハイドランジアは上から重ねるより、下に塗って輪郭部分からこのクレヨンでぼかしていく感じがいいですね。
右側 ロレアルパリ カラーリッシュエクストラオーディナリールージュ 725 ル・ジャルダンローズ
この色は売り場のテスターで試す限り青みも黄みもないマカロンピンクだったはずなんですけど、家に帰るとむっちゃコーラルオレンジなんですよ! バラエティショップとかドラッグストアって、だいたいお店の照明青白くないですか。家は白熱灯色の照明なので自宅で愕然とすることがすごく多いです。
で、これにハイドランジア重ねると、ちゃんと当初買ったはずだったマカロンピンクに補正されます。使える。
まとめ
むっちゃ便利。