この間、近所のリカーマウンテンにお酒買いにいったら、なんか謎の調味料ミックスが大量に売られてて、そこだけトレーディングカード屋さんみたいになってたのが面白くて、いくつか試しに買って使ったら、これが当たりだった。
その時に買ったのは、S&Bの、「ワカモレ(潰したアボカドに混ぜるだけ)」と「ソムタム(千切りキュウリと油と和えるだけ)」でしたが、いずれもむちゃくちゃ簡単なのに本格味。本格味というかお店味。タイのファストフードが上陸したとすれば、サイドメニューとしてパックに入って出てきそうなソムタム。褒めてるのかと言われそうですが、褒めてます。若干人工的ではあるけど、完成した味って意味ね。
www.sbfoods.co.jp
同じようなコンセプトでハウスからも出ており、こちらもよかった。
housefoods.jp
定期的にクックドゥとか丸美屋が許せないってのが話題に上がるけど、家で調味するったって、結局のところ店に売ってる調味料をレシピ通りに調合するだけなので、言うほどは差がないと思う。*1 まあ、あんまり定番ではない調味料使う場合、劣化の心配もなく使い切りで調合されてるこういうのを上手に使うほうがいいのでは? 2回分って量も絶妙だと思うのよね。1度お試しでレシピ通りに作ってみて、2回めは自分なりのアレンジ加えたりできるし。
あと、結構切実な問題として、毎日自分で調味してると、何を作っても自分の想像の範疇の味になるから飽きるというのがある。なので、こういう「自分では作らない味」の食べ物が家で食べられるのは便利でもあり、もっといろいろ試してみたい。
うちの祖母は料理がとても上手で近所でも評判だったけど、ある日私の友達が遊びに来た時、八宝菜振る舞って「こんな美味しいの食べたことない!作り方教えてください!!」って言われ、すっと「タマノ井のパーポー」の箱出してきたのよね。
- 出版社/メーカー: タマノイ
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
八宝菜みたいなの、食材の下準備と火加減が命で、味付けとかはさほど大きい問題ではないし、クックドゥをパッケージ通りに作るには結構高度な調理技術が求められるのよ。それに比べるとシーズニングは扱いも難しくなくて、ほんと失敗ないと思う。
*1:とはいえ、丸美屋の麻婆豆腐の素は肉も入ってて、あの肉がしょぼいので嫌いという意見はわかる