近所のデパートが優待期間だったのでお散歩がてらカウンター覗いてきました。
昨今はマット流行りではありますが「40過ぎたらマットな口紅は老ける」という定説もあり、また、実際に塗ってみても、なんかガビガビとした質感でつらい感じのものが多かったので、手を出してませんでした。しっかり発色する分、微妙な色の違和感がそのまま浮いた感じになってしまうのも難易度高くて。
しかし、クレドは日本の大人を美しく見せる色と質感では右に出るものはいないブランドだし、普通のマット口紅は作らないだろう、絶対いい意味で裏切ってくれるという期待もあり、試すのを楽しみにしてました。
8色の色展開を見る限り、102のSweet Song が自分の好みのダスティローズっぽい色味かなと思いタッチアップを頼んだところ、塗ってみると若干黄みのあるソフトレッドに発色して、たしかに無難に似合う感じではありました。でも、今ひとつピンとこなかった。この手の色ならマットじゃなくてツヤがあるほうがいいなあ…という感想です。
まあ、無理にマットじゃなくてもいいんだし今回は見送ろうかと思ったけど、ついでに101のPoutyを試したところ、これがジャストミートだったので、結局は即落ちでした。
その後、他のお店のカウンターでも口紅タッチアップしましたが、BAさんに「綺麗なお色で落とすのがもったいないです」ぐらい言われたし、このニュートラルな赤みベージュの色味は自分に似合ってると思う。
適度に血色があり、マットだけど潤いもあり、唇の縦じわが目立ちません。なんか柔らかそうに見える。台湾語サイトではこの色の名前「誘人裸色」って書かれてて、実際、そういう雰囲気です。
メインカラーの103は、カシミヤのジャケットとかコートみたいな上質でかっちりしたイメージだけど、101は柔らかいセーターみたいで、日常にもガンガン使えそう。マット系は老けるから難しいって避けてた人にもおすすめしたい。ほんと大人向けでした。
カウンターにすごく綺麗なシルバーヘアのお客さんがいて、同じく口紅のタッチアップされてて、103か107かな。鮮やかな赤がすごく似合っててかっこよかったなあ。美しいシニアが丁寧に接客されてるカウンターは励みになって良いですね。