咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

体重戻った

なぜか、朝になって体重計に乗ったら2kg減ってた。一時的に増えた体重はしばらく節制するとしゅっと減るものらしい。やっぱりちゃんと毎日体重計乗る必要あると思う。ちなみに人権獲得(BMI25)まではあと4.9kg。
月曜からの禁酒とゆる糖質制限は順調につづいており、晩ごはんはニラたっぷりの豚キムチ(肉はロースを使い、ノンオイルで仕上げる)とノンアルコールビールにした。これ、味の組み合わせとして完成された晩酌なんだけど、アルコールが入ってないので頭脳は明晰なままというのが面白い。豚肉とニラは元気が出るので良い。
あと、引越してからテレビ大阪が映らず、アイカツがずっと録画できてなかったんだけど、引越しの時にテレビのアンテナケーブルが弱いと兄に指摘されていたのを思い出して強いケーブルに替え、再度受信設定をやり直したらしっかり受信できるようになってよかった。
娘氏いないのでゆっくりお風呂にでも入るかと思ったけど、そんなこんなで、なんとなくさぼってしまった。

酒と旅と人生と (集英社文庫)

酒と旅と人生と (集英社文庫)

旅行の時に「ちょっと本でも読むか」みたいな気持ちあったけど持っていき忘れた本を家で読んだ。
昔、最初に読んだ時はそんなに鼻につく感じなかったけど、いま読むとむむむーっという感じの描写がいろいろあって、私も大人になったということなのだと思う。
「ああしんど、こんなに肩肘はらずとも女一匹世渡りできる21世紀はありがたいねえ」という感想。昭和のこの頃と比べたら安価で素晴らしい日本酒がいっぱい売られていて、良い時代だと思うわ…。当時地元でしか飲めなかった「立山」は家の横のコンビニで24時間売られており、家が京都だということを差し引いても同様に24時間開いてるスーパーマーケットでちょっとした干物買ってきて炙れば一人で豊かな晩酌ができてしまうのだ。

この本のエピソードとして、著者がが男友達と旅先で泥酔し、特に何もなかったのに、すっかりスキャンダルになったというお話があって、その後、出版社から著者に「XXさんとの情事について寄稿してくれ」なんてオファーがあったとか。それ、いまでいう有名ブロガーのオフパコ騒ぎを大出版社が盛り上げてたわけで、なんか最悪な時代って感じがする。文化とは。

結果的に本読むよりお酒飲むほうが遥かに有益だったので忘れてよかったかも。

あと、男性と一緒に寝ても何もない「ソフレ(添い寝フレンド)」的な関係に憧れる諸嬢に、とっておきの秘訣をお教えしますが、女性のほうが男性よりお酒に強ければ相当の確率で成立する事態ですので、お酒を鍛えるのがよさそうです。

そういうのを、この本の著者の佐々木さんは「清潔な酒縁」とか表現していて。清潔… 清潔なのか?とそこは疑問に思ったのでした。単に、お互いに性的に惹かれ合わなかったり、そういうタイミングではなかったりで、その結果セックスしないだけの状況を、ことさらに「清潔」と持ち上げることもあるまいと思ったのだ。酒好きが禁酒するのは禁欲だけど、そもそもお酒飲まない人がお酒飲まないのは単なる自然な振る舞いだしなあ。

考えてみたら、セックスせずに何年経過しても割と平気だけど、週に1度ぐらいはお酒飲みたいし、優先順位付けとしてはお酒のほうが勝ってると思う。