咎もなく誉もない日々

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

さらに蒸し暑くなった火曜日

雨が降りそうな天気で、もはや熱帯植物用の温室のような気候になってる。

涼感素材のストレッチ黒パンツにクロッシェレースがついたアイボリーのキャミソール、ちょっとゴス入った黒トッパー羽織って後ろから見ると謎のデコラティブなスーツみたいの着てる人になった。靴も黒エナメルのバレエシューズ。涼感素材、頑張ってるのはわかるけどあまりありがたみはない。フレグランスはBond No9 のセントオブピース。正直、エクラドゥアルページュとの区別がつかない気がする。レモンとライラックのすっきりした香りで使いやすい。モテる香りらしいけどモテたことはない。今日もベースはフローズンスプレータイプのBB、アイシャドウはヴィセの4色入ったやつ、チークはMacのディンティ、リップはMiMCのパリスレッド。髪は巻いたけど湿気で限りなくまとまらない。つらい。

仕事も連日なんかしんどい。人の感情面に触れるトピック多いと自分も感情がざわつく。一応プロなので機械のように押し殺してる心の動きはあるんだけど、それでも生身の部分は残さないと人らしいタイプはできないので、そのバランスが大変。

ここまでの話とは別の話。なんか日中「うーん」って感じになったので書くけど。

「男女の親友関係」みたいな話になると、かならず「女が男に性欲を我慢させている、抑圧だ、生殺しだ」みたいな意見が出てきて、それどうなんだろうって。わたしにも、まあ友人として親しかった異性は思い当たるけど、彼らが我慢していたのか、あるいはわたしが「お前は男性として魅力的でないからお友達止まりだよ」として抑圧していたのか、というといずれもNoであり、ことと次第によっては普通に恋愛関係になってたかもしれないけど、たまたまそうならずに良い関係を保っていた、と思っている。(向こうは「ならねーよ」って思ってそう)

別に「恋人じゃなくて友達のほうが楽」という気持ちはあまりないし、実は、こちらのほうが友情以上の気持ちを持ってたこともわりと多い。でも、相手と自分が不釣合いだなと思ってあきらめてたり、道を間違えて良い関係を壊すことが社会的によろしくなかったり、そういう事情のもといろいろ考えてそういう方向に行かなかった。これも、決して相手から「お前は女として見てないぞ」という空気を醸し出されたわけではないと思う。出されてたのかもしれないけど。

もし、そこに我慢があったとしても、それは抑圧でもないし、不当なことでもないし、むしろ仲良しで相手のこと好きだから一歩踏み出さなかったのであり、それはそれで、ある意味、愛のある選択肢なのではないかと思う。その我慢によって関係が歪むのであれば、素直になったほうが良いかもしれないけど、それで良い関係を保てているのであれば、それも折込済で友情は成立してるんじゃないかと、そう思った。

どうも、よく言われるように、男女がある一定の距離感になったら必ず男性の性欲によって性的関係が発生する、しないとすれば男性が我慢している、だから男女の友情は成立しない、みたいに、そこまで単純ではないと思うのよな。

そういう意見って「女にとってセックスをさせることは損失であり、なので男は損失に見合うだけの見返りとして女の機嫌を取っている」もっというと「セックスできない女に対して時間や金銭や労力を払うのは無駄」という前提があり、ゆえに「セックスをさせずに、都合の良い友人関係だけを求めるのは女がずるい」という結論になってるんじゃなかろうか。でも、わたしの場合、もともと損失と考えてないし、別に避けてるわけでもないんだけど、幸か不幸かあんまり需要はなかったということなのだと思う。根本的なとこで需給関係の認識が違いそう。

ほんとうはわりと多くの人が「うなぎ食べても食べなくてもいい」と思ってるのに、世間では、みんながうなぎを食べてて絶滅するとか怒られたり怒ったりしてるのと似てそう。たまたま自分のまわりはうどん食べてたという感じ。
言ってみりゃ、うどんもうなぎも両方メニューにはある店なんだよ。で、みんな「暑いからさっぱりしたものが食べたい」とか「絶滅したら困るから無理に食べなくてもいいし」とか「この店のうなぎはイマイチ」とか「この店はうどんのほうが美味しい」とかいう理由でうどんを選んで食べてきたのだと思う。
だから「本当はうなぎ食べたいのに代用品として我慢してうどん食べさせられてる」とか言われても困る。

帰りもものすごく蒸し暑くてビール飲みたかったけど、平日はできるだけ飲まない方針に沿い、ノンアルコールビールで喉だけ潤しました。なか卯でうな丼買って食べた。