出張の行き帰りの新幹線の中で何か食べるのって旅行みたいで好き。だから、帰りの品川ではいつも何を食べようか迷う。(そしてビールと缶チューハイかハイボールを飲む)
でも、朝ごはんは基本的に志津屋のカルネに決めてる。カルネにコーヒーは京都の朝ごはん。カルネって志津屋の看板商品なんだけど、いかにも質実剛健な食べ物で、噛みごたえがあって小麦の味がするハードな丸パンにハムと玉ねぎが挟んであるだけのサンドイッチ。そこにチープなマーガリンとマヨネーズ。最近の有名なブーランジェリーのパンと比べるととっても素朴で当たり前で、だけども、これが京都のパンだよなっていつも思う。住んでる街から移動するといろいろと感覚がずれるような気がするので、チューニングのために住んでる街の良く知ってる味を食べるんだ。柿の葉寿司じゃだめなんだ。
あと、大事な出張の時には気合を入れるために例の堅いアイスも食べる。濃厚なミルクの味とねっとりした舌触りで、頑張ろうって思える。